凋叶棕運営記。基本まったり更新。
「エンゲージ」
映画の撮影という体裁をとった、レミリアとパチュリーの出会いを描いた物語です。
幻想郷の新たなビッグビジネス…になるかどうか?はさておき、てゐに唆され、映画の撮影に臨む、レミリアとパチェ。
「エンゲージ」は、パチュリーに”頭の悪い喧嘩もの”と揶揄される脚本ではありながらも、二人の出会いにフォーカスされたもので、
レミリアを滅ぼそうと挑むパチュリーの視点を中心に、二人の死闘が展開されていきます。
その攻撃の悉くが効果の薄く、劣勢なパチュリーが取り出した賢者の石。
「それ」を作るために自らの同胞を手にかけたであろうことを指摘されても、意に介さず。
展開される圧倒的な質量の魔法。そして、自分の力を使い果たす勢いで放つロイヤルフレア。
焼き尽くされる夜の女王、けれど、それでもなお滅ぼされるには至らない。
自らの死を覚悟する魔女に、手を差し伸べるレミリア。
そうしてその手を取った二人は…
エンゲージは、レミリアとパチュリーの出会いについて述べられた作品ですが、映画の撮影という体裁をとっているため、実際にこんなことがあったかどうかはわからないというのが憎いポイントです。
実際作中でも撮影担当の文から「後半の演技の熱の入りようからして、こういうことが実際にあったのか?」というツッコミが入るくらいです。
そのあたりは、想像の余地がある感じですね。
(作中では「昔から友達だしね?」と〆ていますが)
エンゲージはバトル描写が秀逸です。二人の死闘の一コマ一コマが、その一撃一撃が常にリーサルで、レミリアとパチュリーだからこそありえたであろう戦闘情景の描写は、是非とも読んでみて頂きたい次第です。
一方の音楽はというと、これはもう明確に「映画のエンディングテーマ」を目指しました。
バトルもののエンディングテーマというと、もう少しノリがよくロックな感じもあるのですが、これは二人の出会いの物語なので、もう少しロマンティックにしようと思い、このような形に落ち着いています。
音楽的には最近の音楽というよりも、1990年~2000年初頭のちょっと古い感じをイメージしています。
映画音楽であれば、やはり英語詩では?というイメージの元、いろいろな方のお力添えを頂き、完成させることができました。
映画のサウンドトラックなんかを買うと、主題歌は英語で、邦訳が対訳として乗せられているという歌詞カードをよくみる気がしているので、それに則り、意訳を多分に含む日本語詞を対訳として乗せています。軽く譜割りも合わせています。
・パチュリーは、自分を受け入れてくれる場所をずーっと探していたのではないか?
・レミリアの手を取ったことは、魔女と吸血鬼の契約(engagement)だったのか?
・あるいは、パチュリーの意志によるものだったのか…?
というあたりは、エンゲージのお話からさらに外側の要素を含む部分もありますが、作中から察せるところを想像して歌詞にしています。
(余談ですが、エンゲージが出たのち、この「東方×映画」というコンセプトが他の作家さんを刺激されたのか、実際に「東方×映画」合同というのも出ています。
「ニューシネマ幻想郷」と題されたそれにも、エンゲージの1シーンが使われています)
シリアスとほのぼのを両立させた作風で、じわっとくる一冊です!
映画の撮影という体裁をとった、レミリアとパチュリーの出会いを描いた物語です。
幻想郷の新たなビッグビジネス…になるかどうか?はさておき、てゐに唆され、映画の撮影に臨む、レミリアとパチェ。
「エンゲージ」は、パチュリーに”頭の悪い喧嘩もの”と揶揄される脚本ではありながらも、二人の出会いにフォーカスされたもので、
レミリアを滅ぼそうと挑むパチュリーの視点を中心に、二人の死闘が展開されていきます。
その攻撃の悉くが効果の薄く、劣勢なパチュリーが取り出した賢者の石。
「それ」を作るために自らの同胞を手にかけたであろうことを指摘されても、意に介さず。
展開される圧倒的な質量の魔法。そして、自分の力を使い果たす勢いで放つロイヤルフレア。
焼き尽くされる夜の女王、けれど、それでもなお滅ぼされるには至らない。
自らの死を覚悟する魔女に、手を差し伸べるレミリア。
そうしてその手を取った二人は…
エンゲージは、レミリアとパチュリーの出会いについて述べられた作品ですが、映画の撮影という体裁をとっているため、実際にこんなことがあったかどうかはわからないというのが憎いポイントです。
実際作中でも撮影担当の文から「後半の演技の熱の入りようからして、こういうことが実際にあったのか?」というツッコミが入るくらいです。
そのあたりは、想像の余地がある感じですね。
(作中では「昔から友達だしね?」と〆ていますが)
エンゲージはバトル描写が秀逸です。二人の死闘の一コマ一コマが、その一撃一撃が常にリーサルで、レミリアとパチュリーだからこそありえたであろう戦闘情景の描写は、是非とも読んでみて頂きたい次第です。
一方の音楽はというと、これはもう明確に「映画のエンディングテーマ」を目指しました。
バトルもののエンディングテーマというと、もう少しノリがよくロックな感じもあるのですが、これは二人の出会いの物語なので、もう少しロマンティックにしようと思い、このような形に落ち着いています。
音楽的には最近の音楽というよりも、1990年~2000年初頭のちょっと古い感じをイメージしています。
映画音楽であれば、やはり英語詩では?というイメージの元、いろいろな方のお力添えを頂き、完成させることができました。
映画のサウンドトラックなんかを買うと、主題歌は英語で、邦訳が対訳として乗せられているという歌詞カードをよくみる気がしているので、それに則り、意訳を多分に含む日本語詞を対訳として乗せています。軽く譜割りも合わせています。
・パチュリーは、自分を受け入れてくれる場所をずーっと探していたのではないか?
・レミリアの手を取ったことは、魔女と吸血鬼の契約(engagement)だったのか?
・あるいは、パチュリーの意志によるものだったのか…?
というあたりは、エンゲージのお話からさらに外側の要素を含む部分もありますが、作中から察せるところを想像して歌詞にしています。
(余談ですが、エンゲージが出たのち、この「東方×映画」というコンセプトが他の作家さんを刺激されたのか、実際に「東方×映画」合同というのも出ています。
「ニューシネマ幻想郷」と題されたそれにも、エンゲージの1シーンが使われています)
シリアスとほのぼのを両立させた作風で、じわっとくる一冊です!
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